からだのこと
2021.04.19

スーパーフードのビーツを使ったオススメ春レシピ

ビーツ・スーパーフード・中医学

春にもおすすめの薬膳レシピ

以前、KOSMOSTに掲載されてた、世界を旅するフォトグラファーである石黒アツシさんの記事に触発されて、魚醤についてコラムを書いたことがありました。今回もKOSMOSTで見つけた薬膳レシピに関連したことを書いてみます。

こちらの薬膳レシピ記事(日々のくらしに腸活を!腸内フローラ鍋 薬膳レシピ 3選)で紹介されているレシピはどれもとても美味しそうで、作りやすそうです。その中でも私の目にとまったのは、このレシピ!!

スーパーフードのビーツを使ったボルシチです。冬のレシピとして紹介されていますが、これは冬だけでなく、春にもいい薬膳レシピだな!と感じました。

ビーツのボルシチ

春は気の流れを整えることを意識して

中医学では、春は体の中の血を調整する流れが滞りやすくなるといわれています。
また、ストレスを感じやすい季節でもあり、ストレスが溜まることで、体の気の流れが悪くなり「気滞」が起こります。

そして、この血流の流れをサポートしてくれる食材のひとつに、このビーツがあるのです。

また、このレシピで使われているトマトやセロリ、キャベツ」もストレスの流れを整えてくれる食材。香りのよいハーブも、滞っている気の流れを解消してくれます。

もうひとつ、プラスワンで、レシピをご紹介です。
気のめぐりをよくするトマト、セロリ、キャベツなどをふんだんに使ったミネストローネです。ローリエ、オレガノやタイムなどのハーブも使えるものなので、春の不調も解消できる効果もあります。冬といわず、中医学的には春にもおすすめなものです。

ミネストローネ

出展:光英科学研究所インスタグラム

 

大豆のミネストローネ

【レシピ】

▶︎基本の材料
トマト 2〜3個(トマト缶や野菜ジュースでもOK)
玉ねぎ 1個
セロリ 1本
にんじん 1本
大豆の水煮 200g
コンソメ
ローリエ、オレガノやタイム(お好みで)
粉チーズ、きざみパセリ(お好みで)

▶︎+αの材料
ズッキーニ、かぶ、春キャベツ、じゃがいも、ブロッコリー
ミックスビーンズ、ベーコン、ソーセージ、ショートパスタetc
手元にある季節の食材を自由に使ってみましょう!

▶︎つくり方
・さいの目に切った基本の材料の野菜をオリーブオイルを熱した鍋に入れ、玉ねぎが半透明になるまで7〜10分ほどよくかき混ぜる。
・+αの材料、ハーブ類を加え、よくかき混ぜながら香りが出るまで3分ほど調理する。
・トマト、コンソメ、水を注ぎ、塩少々とローリエを追加して、弱〜中火にかけてふたをして15分ほど煮込む。
・豆類やショートパスタを加え、ふたをせずにさらに15分ほど煮込む。
・火から下ろして、塩胡椒で味を整え粉チーズやパセリをちらして完成です!

 

私もいろいろな野菜を入れたトマトスープを作ることはありましたが、ビーツを使ったスープはまだチャレンジしたことがなかったので、この機会に作ってみたいと思います。

皆さんもぜひ作ってみてくださいね。春におすすめの食材についてのコラムも参考に、春を食からも楽しんでみませんか。みなさんのアレンジ・レシピも、ぜひ聞かせてください。

中医学的な目線で選ぶ、春の食べもの

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星 宏美

星 宏美

2児の母。子供が生まれてから中医学や薬膳の魅力にひかれ、薬膳を学びはじめる。ほぼ同時期に食べ物だけでなく、ココロとカラダ全体の大切さに気づき、ヨガを日常に取りいれるようになる。現在はヨガ・インストラクターとして、スポーツクラブ、ヨガスタジオ、オンラインでレッスンを行うほか、薬膳インストラクターとして、渋谷RESMSTANDのメニュー監修、薬膳講座をてがけている。 -------- Q. ウェルネスのために心がけていることは?  → A. 自分にとって無理ない生活をすること。無理して、不調が起こったとしても、それも自分だから受け入れる。むしろそういうときの自分ほど褒めてあげる様に。不調が起こるのは、自分がすごい頑張ってるんだな!と思うので。 ------- 🦠 星宏美の記事一覧 ------- 🦠 星宏美のウェブサイト

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