乳酸菌の先にある発酵をご存じですか?KOSMOSTでは乳酸菌の発酵代謝物である「乳酸菌生産物質」に関するコンテンツを多く公開しています。たとえば、“乳酸菌生産物質とは① 細菌たちがつくりだす成分|KOSMOST”は、入門編としてもおススメです。
「乳酸菌生産物質」が腸活に一役買いそうだとわかっていても、どう摂り入れたら良いのかわからない方が多いかもしれません。そこで、「乳酸菌生産物質」を実際にくらしに取り入れて腸活している方々4名で、ダイアログしてみました。このコラムでは、その中で聞かせていただいた具体的な実践方法を紹介します。
1. 試してみる:自分に合う乳酸菌生産物質の ”形状” を見つける
「乳酸菌生産物質」を見たことがありますか?その摂る入れ方はさまざまです。カプセル、タブレット、美容ドリンク、液体、粉末タイプなどがあります。自分が生活のなかで摂り入れやすい形状を見つけることが、継続した腸活に役立ちそうです。ここでは、いくつかのタイプをご紹介します。
【カプセル】
サプリメントと同様に摂取できるので、カプセルは、初めての方には導入しやすい形状かもしれません。
KOEI SCIENCEのカプセル・タイプは数種類あり、それぞれ、乳酸菌生産物質を国内製造の大豆油やオリーブオイルでブレンドしたものや、おから粉末や食物繊維やビタミンなどが配合されているタイプのものもあります。飲みこめば味はわかりませんが、口の中に溶かして味わうと、さらっとした酸味を感じます。柑橘とも違う、ヨーグルトのような動物性乳酸菌とも違う、大豆由来ならではの、さっぱりとした酸味です。豆乳を基に複合乳酸菌の共棲発酵で作られているので、納得ですね。
【液体】
やや黒みがかった琥珀色で、さらっとした液体です。匂いは強くありません。強い酸味と微かな甘みがあります。「酸性・アルカリ性」の度合いを数値で表わすpHでいうと、pHは4未満だそうです。7が中性で、7より小さくなるほど酸性が強くなりますので、酸性度が高く、そのまま経口するには強すぎますが、水やお茶、スポーツドリンク等に数滴混ぜて摂り入れると、違和感なく摂取できるようです。
カプセルとは違って、被包材がないので、直接的にからだに乳酸菌生産物質が馴染む感じがするというコメントもありました。専門家によると、液体は舌下でも胃でも広く吸収されやすいとか。直接成分が体内に取り込まれるので、吸収されやすいようです。乳酸菌生産物質を摂取した時のからだの変化が、液体の方が早いと感じる人がいる理由はここにありそうですね。
摂取量に決まりはありませんが、数滴からはじめてみてください。1日10mL程度を限度量として飲む方が多いそうです。
【人それぞれの摂り入れ方】
乳酸菌生産物質の摂り入れ方は、人それぞれに異なります。
まずはカプセルを2週間ほど摂取し、自分のからだの変化を観察し、サプリとの相性を確認してみる人もいれば、液体から少しずつ始める方もいました。自分に合いそうな摂り方を選んで、少しずつ試してみるのがコツですね。
2. いつ、乳酸菌生産物質を摂り入れたらよいのでしょうか?
健康な人は、特にサプリメントは必要ないと思われがちですが、腸活が必要なタイミングは一人一人違います。からだは想像以上に繊細です。例えば、梅雨の時期に、雨が多いと、胃の調子が悪くなり、食べたものを消化しにくくなったり、皮膚のバランスが崩れて、発疹やかゆみなど肌トラブルを抱えたり。何かのきっかけで体調がすぐれない時、腸内バランスも乱れていることがあります。
腸活=排便状態という固定観念をもたずに、幅広い視野で自分の体調を観察し、からだの不調サインを見逃さないようにしてみてください。そのタイミングで乳酸菌生産物質を少量から試してみると良さそうですね。
3. どうやって乳酸菌生産物質をくらしに取り入れますか?
まず、乳酸菌生産物質の食品表示を見てみます。液体タイプは清涼飲料水、カプセル・タイプは豆乳発酵食品と表示されています。一般の食品と同様に、子供から高齢者まで幅広く腸活に活用できます。
ここでは、乳酸菌生産物質をくらしに取り入れる実践例を紹介します。
〇おなかを気づかいたい時、疲れている時の携帯飲料として
外出時に持ち歩くマイボトルにひと工夫。お茶や白湯500mlに乳酸菌生産物質を2、3滴入れて、1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。秋冬だとこれぐらいがちょうどいいそうです。一方、夏はスポーツドリンクに数滴いれるのも良し。スポーツドリンクの甘酸っぱさと相性が良く、子供も躊躇なく飲める味になるそうです。
〇体調が崩れがちな季節の変わり目や、雨の日の食卓に
カレー、お味噌汁、酢の物、煮ものなど、普段のレシピに液体の乳酸菌生産物質を数滴加えると、気負わず腸活レシピになるようです。大豆でできたお酢に近い味なので、お酢が好きな方は、お酢を使う料理に代わりに取り入れるのも自然かもしれません。
〇外食が続いた時、不規則な生活が続いた時の調整に
カプセルや液体を約2週間~1か月間、集中的に適量摂り入れて、普段のからだのリズムを取り戻す方法もあるようです。
多様な乳酸菌生産物質の摂り入れ方がありますね。KOEI SCIENCEの「乳酸菌生産物質」は、ビフィズス菌3種を含む16種の乳酸菌でつくられていますので、一度に多くの発酵代謝物質を摂ることが出来るのが特徴です。皆さんのくらしの中で、ぜひご自身にあったスタイルを見つけてみてください。
次回、後半では乳酸菌生産物質を使った腸活レシピのアイデア集を共有する予定です。お楽しみに。
【乳酸菌生産物質とは? シリーズでご案内しています】
乳酸菌生産物質とは① 細菌たちがつくりだす成分
乳酸菌生産物質とは② 乳酸菌たちをめぐる基本知識
乳酸菌生産物質とは③ ヨーグルトのはじまりと乳酸菌生産物質
乳酸菌生産物質とは④ 乳酸菌生産物質のキーパーソンたち
乳酸菌生産物質とは⑤ 乳酸菌の共棲培養を育んだ情熱
乳酸菌生産物質とは⑥ 人の腸をお手本に「共棲培養」を深める
乳酸菌生産物質とは⑦ 腸内細菌学の巨人、光岡知足が唱える「バイオジェニックス」と乳酸菌生産物質