冬は乾燥の季節。冬は汗をかきにくく、摂取する水分量も減り、体内知らず知らずのうちに体内の水分量が減ってしまいます。そして腸内の巡りも滞りがちです。日々の食事の中にうるおい補給と腸活を兼ねた美味しい薬膳レシピ#腸内フローラ鍋 をとりいれてみませんか。
肺を潤す。白菜と生姜の豆乳鍋
腎臓を補い、肺をうるおす白い食材をたくさん使ったレシピ。豊富な食物繊維が含まれている白菜と白ネギをたっぷりつかった豆乳鍋。生姜は体を温めたり、消化器系の血流をあげる効果が期待できます。
参考情報:中医学の「陰虚」と白い食べもののお話
【レシピ】
▶︎材料
野菜や肉、豆腐 適量
【A】
豆乳 200ml
鰹出汁 200ml
鶏がらスープの素 大さじ1
生姜・ニンニク 1片(すりおろし)
白ごま 大さじ1(すりおろし)
ごま油 大さじ1
▶︎つくり方
【A】材料を混ぜ合わせて鍋の出汁をつくる。
お好みの野菜、肉や豆腐でほかほか鍋。体を芯からあたためましょう。
▶︎腸活ポイント
生姜(ショウがオールという成分で体を温め、消化器系の血流もUP。胃腸の働きも活性化。)
白菜・白ねぎ(豊富な食物繊維で腸を刺激。)
冬の野菜の王様、白菜がたっぷり。
白菜と豚バラのミルフィーユ鍋と手作りポン酢
お鍋のふたを開けた時に気分があがるミルフィーユ鍋。食物繊維たっぷりの白菜を手軽に美味しく沢山食べれるレシピ。豚バラのコクと白菜の優しい甘みは相性抜群。さらに発酵調味料を使った手作りポン酢でうまみと爽やかな酸味とが加わると、満足度もあがります。
【レシピ】
▶︎具材
白菜 / 豚バラ /お好みの具材を追加で
▶︎かつおとゆずの手作りポン酢
▶︎材料
ゆず果汁 50ml (2個分相当)
濃い口しょうゆ 50-75ml
昆布 1cm幅程度
かつお削り節 5g
▶︎つくり方
ビンなどの保存容器に、しょうゆ、ゆず果汁を入れ、
昆布とかつお節をしずめて入れる。
冷蔵庫で1日寝かせて、うま味がしみ出たら完成。
昆布を取りだし、こしてから使用します。
▶︎腸活ポイント
食物繊維(白菜)
発酵調味料(かつお節 / ポン酢)
スーパーフードのビーツを使ったボルシチ
食べる点滴ともいわれる、食物繊維やオリゴ糖たっぷりのビーツ。薬膳では甜菜根と呼ばれています。栄養価が高く、ポリフェノール、オリゴ糖、鉄分、カリウム、食物繊維、ビタミンB、葉酸など、多くの栄養素を含むスーパーフードです。調理用の素材としてはなじみがないかもしれませんが、一度作ってみるとやみつきになります。
【レシピ】
▶︎材料
ビーツ 250g
じゃがいも 2個
にんじん 小1本
牛肉(バラ) 250g
トマト(ざく切り) 300g
ローリエ 1枚
ベジブロス 1.5ℓ
ニンニク(すりおろし) 2片分
バター 適量
塩こしょう 各少々
サワークリーム 適量
パセリまたはディル 適量
【A】
玉ねぎ(くし切り) 1個分
キャベツ(一口大サイズ) 1/4個分
セロリ(粗みじん切り) 1本分
▶︎つくり方
・ビーツは皮をむいて半分を一口大サイズに、もう半分はすりおろす。
・にんじんはすりおろし、じゃがいもは皮をむき一口大サイズに切る。
・鍋にバターをひき、牛肉を炒める。
・肉の色が変わったら【A】を合わせ炒める。
・鍋にトマトとニンニクを加えさっと炒めたらベジブロスを注ぎ、ビーツとにんじん、じゃがいもを加える。
・ふたをして20分ほど煮込む。
・野菜が柔らかくなったら、塩こしょうで味つけ。器に盛り、サワークリームとパセリ(またはディル)を添えて完成です!
▶︎腸活ポイント
・食物繊維やオリゴ糖たっぷりのビーツ
・セロリや玉ねぎの不水溶性食物繊維
・発酵乳製品のサワークリーム
腸活に、上手に鍋を取り入れてウェルネスを高めたいものですね。どうぞお試しください。